ツーリズム・企業研修
地球巨視的視座の獲得
プラネタリーヘルス・ツーリズムとは?
プラネタリーヘルス・ツーリズムの定義
プラネタリーヘルス・ツーリズムは、環境に配慮するエコツーリズム、環境を再生するリジェネラティブツーリズムをさらに発展させた新しいツーリズムです。
ツーリストが参加することによって、参加者自身の心身だけでなく、コミュニティ・地域社会、流域、生態系、地球が健康になるツーリズムと定義しています。
満たしたい条件
キーワードは、
#心身の健康#地域交流#地域活性#自然の再生 #歴史文化気候風土#土着性#プラネタリーヘルス・ダイエット#身土不二#地球巨視的視座の獲得#地球道徳#惑星的贅沢
1)ツーリストが来ることによって地域社会や生態系、流域がより豊かになり、ツーリストの心身の健康にも寄与することができる
2)自然の一部として人を扱い、水や生態系の循環を捉え、プラネタリーヘルスを踏まえた設計が行われている
3)自分の枠組みをリフレーミングし、地球巨視的視座が獲得できる
4)再生体験ができ、地球道徳をつむことができる
5)その土地の歴史文化気候風土を踏まえた土着性・独自性がある
6)プラネタリーヘルス・ダイエットを踏まえながら、その土地の旬の食材や伝統食材を活かした身土不二な食事が提供されている
7)不安や恐怖、罪悪感ではなく、歓びや楽しみが原動力となり、生きることを肯定できる
8)人が全体のシステムとつながっていることを論理的に説明でき、身体知で体得できる
大山火の川流域のプログラム
2023年春より、天籟(株)と一般社団法人Bisui Daisenは、江府町と桐村里紗が代表理事を務めるプラネタリーヘルス・イニシアティブとの連携を行いながら、江府町を含む大山流域でのプラネタリーヘルス・ツーリズム、企業研修を展開してきました。(PRtimes)
豊かな大山が育む源流から海に続く流域の水を身体で感じながら、地域の気候風土・歴史文化、古来からの智慧や精神性を踏まえた食や体験、環境の再生(リジェネレーション)活動を通じて、自らの心身の健康・ウェルビーイングと地域、自然環境の健康を実現する生き方や関わり方を体得します。
日本全国から世界各国からの参加者が、国籍を問わず、「大山さんのおかげ(DAISEN-SAN NO OKAGE)」と自然に対する畏敬と感謝をもって、手を合わせるようになります。
企業研修としての実施により、サスティナビリティへの取り組みやネイチャーポジティブ経済移行戦略を受けてネイチャーポジティブ経営が求められる時代に、生態系と人とのつながりやそれを社会に応用するための高解像度な観察力や総合的な理解、視座を獲得する事ができます。
大切な問いとコミット
問いとして大切にしていることは、
1.自分とは何か?何でできているのか?
2.人類とは何か?この地球に人類がいる意味、生きる意味は何なのか?
3.どんな視座をもって(BEING)、何をするのか(GOING)?
ミニマム3日間のプログラムで、
・イニシエーション(入村儀式)
・リジェネレーション(再生)・リコネクション(再接続)
・インテグレーション(統合)
のプロセスを経て、自然と一体である自分を論理と身体知で腑に落とし、地球巨視的視座を獲得します。
食べることで土地を身体化
人は、食べることで生命の網(WEB OF LIFE)の一部となり、他者の命をもって自らの生を養っています。
人類の食糧問題が、人と地球の病理の大きな要因となっている現代ですが、日常の小さな営みである食べることを通じて、自らの腸の土を改良しながら、地域の環境や農地の土壌、里山の健全性を回復することができます。
プログラム中は、プラネタリーヘルス・ダイエットをこの土地流にアレンジし、半径3km以内の食材にこだわった「シン郷土料理」で、土地を身体化して頂きます。
「裏テーマは、グルメツアー?」と言われるほど、美味し過ぎて忘れられないという人が続出しています。
過去の事例紹介と体験した有識者コメント
2023年から国内外問わず、一般参加から企業研修、また観光庁の高付加価値インバウンド向け観光のテスト事例などで多くの参加者に体験を頂きました。
過去に実施したプラネタリーヘルス・ツーリズムは、こちら
【一般社団法人Ecological Memes 代表理事 小林泰紘氏】
大山流域での「プラネタリーヘルスツーリズム」は、人と自然環境の関わり方が大きく問い直されている現代において、非常に先駆的かつ重要な取り組みであると感じました。Ecological Memesで協働させていただいたフィールドワークや企業研修の参加者からも大変に好評で、大山流域の水を全身で感じ、気候風土や歴史文化と深くつながり、環境再生活動に関わることによって、身体を通じて体得される学びや心身の変化は、これからの時代の地球市民やビジネスリーダーにとって必須のリタラシーとなるでしょう。従来のツーリズムや自然体験をさらに発展させ、さらには人間中心主義に閉じこもってきた現代社会に風穴をあけ得る本取り組みに大きな可能性を感じてやみません。期待しています。
【一般社団法人OneGeneration 鮎川 詢裕子氏】
自然の摂理の中に身を投じ、自分がその一部であることを身体を通して知る・わかってしまう」体験は、まさしく「Deep Dive into Regeneration」そのものです。自らの存在の源泉に触れ、生命としての視座から世界を観た時、世の中がガラリと変わって見えてくることでしょう。自分とは何か、いかに生きるのかに目覚める旅です。
その他の過去の参加者の声は、こちら
大山火の川流域でのプログラムは、初回の場合、源流でのイニシエーションが可能な4月下旬から11月上旬までとなっております。リピーターの方は、冬季もアレンジが可能です。
団体との共催、企業研修としての実施などを承っております。
エントリー参加可能なツアーやプログラムは、ホームページにてお知らせします。
また、全国の流域や土地の特性に合わせて作り込みが可能ですので、主催をご希望の方はお問合せください。
お問い合わせは、お問い合わせフォームより。